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Google App Engineの意義

クラウドコンピューティングのプラットフォームとされる、AmazonのSimple DBと、GoogleのGoogle App Engine。世界的にどれくらい熱気があるのかわからないが、僕の周辺でもいくつか声は聞いていて、どっちがいい、あっちがいい、などという評価は聞いている。

僕が並行して手がけている小さなプロジェクトのうち、かなりのスケーラビリティが必要なものがあって、それについては周囲からはAmazonの方を薦められている。が、そういう背景はおいといて、今回はGoogle App Engineについてその意義を考えてみた。

これはあくまでファーストインプレッションだけど、と前置きしつつ、僕の今時点の感想は、

「誰が使うんだろうか、これ」

です。
Googleの膨大なインフラを誰でも使えて、サーバーが勝手にスケールしてくれる、というのはすばらしい。が。。じゃあ誰がよろこぶサービスなのか、それがよく見えてこない。いや、もちろん、「サーバーを設置してメンテする」必要がなくなり、最近はますます下がっているところの「何らかのweb上のサービス」をたちあげる参入コストが更に下がるので、世界中のwebスタートアップ候補が喜ぶのはわかる。その点は、(インフラではないけどアプリケーションプラットフォームという意味で)Open Social、FacebookのAPI、iPhone SDK、Androidと近い物がある。

ただ、今、facebookなどソーシャルアプリケーション上にアプリを提供するのが「熱い」理由は、

- ユーザーを集める


- マネタイズする



という、いわゆるWEB系スタートアップの二大Painを、

- 同じアプリの上でユーザーが既におり、ユーザーを集めるプロモーションも同じプラットフォーム上で出来る。また、ターゲットユーザーが絞りやすい(MySpace10代、Facebook20代)


- Offerpalみたいにマネタイズの仕組みがビルドインされている



という風に解決していることです。決して「ソーシャルだから」「技術が面白いから」ではない(世の中金です)。もちろん、すでにあるプラットフォームを利用する以上、一番もうけるのはプラットフォームを握った側なんだけど。

Google App Engineが、アプリケーションを提供するサイドのどのpainを解決してるかっていうと、「人気が出てトラフィックが増えた時にサーバー代がかかる」部分であって、これはユーザーがたくさん集まって、マネタイズの見込みが出来た後の悩みだ。だからやっぱり、それ以前のもっと火急の問題を解決してくれる、ソーシャルプラットフォームの方に人は流れてしまうと思う。

ただし、Google App Engineにも巨大なアドバンテージ候補があって、一つはGoogle Account。Google Accountって、GMailだけだと考えても億単位のユーザーがいるわけで、これを大きな意味での「ソーシャルプラットフォーム」と考えると、うまくターゲットにリーチさせてもらえるならば、提供側にとってすさまじく魅力的。もうひとつはGoogleの富の源、広告。これと組み合わせて、アプリ提供者が「小金」を簡単に稼げるようになるなら、Facebookによる「どちらかというと搾取」に近い現状からもっと大きく、もっと広いGoogleのプラットフォームにアプリケーション提供側も移動する可能性はある。

この2点がこれからどう打ち出されてくるのか、が、このプラットフォームに自分たちが乗るべきかのポイントではないかと思う。

ただ、別の観点。たとえば、マネタイズはユーザー(の組織)から直接取るようなエンタープライズ向けアプリのようなモデルの場合、ポイントはGoogleアカウントや、Google Appsの一部として、どれだけプロモーションやマーケティングをさせてもらえるか、そのコストがリターンにペイするか、がポイントになるはず。「リアルコムとして」ここの動向をウォッチする場合は、この部分がキーになりますね

昔は、「当事者意識」から、こういう「評論っぽい」エントリーを書くのに抵抗がありました。が、過剰に時間さえとらないのであれば、こうやって素材にかこつけて自分の考えを表明しておくのもいいかなーと最近考えを変え始めたところです。これからも、何かあったら書いていくつもりです。
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