HOW DO YOU LIKE SILICON VALLEY?

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Google 本社 ツアー

Google本社を、日本人社員Ken Tokuseiさんに案内してもらう
Googleで働く人たちの話、そしてその環境は、今回のツアーで触れてしまう前には決して戻れないほどのインパクトがあった。写真と文章だけでできるだけ伝えたいと思う


駐車場。ここはどうでもいいです


オープンカフェ。写真だと見えにくいが、Googleのロゴが入っている。昼食時だったので、たくさんの人がいたが、食事をしながらも何か熱い議論をかわしている。一見して、会社というよりも、ものすごく活気のある大学だと感じられる

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ここはメインの建物で、Larry Pageなども上の階にいるらしい。受付の後ろは大きな(5メートル四方以上)スクリーンがあって、楽しげな社員のプライベートの写真がスライドショーされていく
とにかく、楽しい、そして自由だ、ということが建物いっぱいに演出されている

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写真がわかりにくくてもうしわけない。3Dの地球が表示されていて、検索が行われたことが宇宙に立ち上る光でリアルタイムに表示されてる。光の色は、検索がどの言語で行われたかをあらわしてる。色とりどりの光が宇宙に吸い込まれていって、まさしくGoogleという会社の成果が、地球全体を覆っていると実感できる。演出といえばそれまでだが、自分の仕事が地球規模でビジュアライズされたものを見る気持ちや、それによって奮い立つモチベーションはどんなものだろうか。画面を切り替えると、月のクレーターから大量に検索の光が立ち上っているエイプリルフールバージョンが見れた
[写真削除]
社員の顔、仕事の成果とならんでいるのは、「Googleの頭の中」だ。おそろしく長いホワイトボードがあって、Googleが未来に何をするか、どんなことが起こるのか、それらがどういうつながりを持つのかがびっしり書き込まれている。これは、社員がいつでもどこでも好きな部分を消したり、書き足したりできる。Wikiと同じで、みんなが面白いと思うものがいつまでも残ったり、改良されていくのだろう。中にはここから実現したものもある。
この後、食事を食べた。有名な話だが、カフェの食事は社員にも来訪者にもすべてタダだ。これは、
・全員が食事の度に車の大移動をしたり、支払いをしたりする時間ロスをなくす
・来訪者へのプラスの印象を買う
としたら、十分見合う投資だ、ということで決まったそうだ。こういう風に、ちゃんと理由があり、結果が見合うことはWhy not?の精神でぱっぱと実現してしまう。そうしていくうちに、このすばらしく自由な特異な場所が出来上がっていったのだろう
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メインのカフェ
ここには定期的に社員全員(入れない社員は中継を見る)が集まり、Larry Pageら経営者と話し合うミーティングが開かれる。社員からの質問には、たとえば中国での規制の話など、「タブー」なこともちゃんと経営者の口から説明がされるらしい。その集まりの時は、建物の外はずらっとセキュリティに守られ、部外者は絶対入れない。
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建物の中を歩くと、みんながとにかくあちこちで自由に仕事や議論をしている。そして、普通の会社にはないような設備がたくさん目に付く。見たもの、聞いたもの両方をあげていくと・・・
・ジム
・プール(写真)
・WIFIで出勤中にネットができるシャトルバス
・マウスだろうがディスクだろうが在庫切れしないヘルプデスク
・お母さん専用の搾乳室
・ランドリー
などだ。

何故、これほどまでにWhy not?と自由が徹底されているのだろうか。健康であること、出勤中もネットにつながり仕事ができること、必要な部品を待つ必要がないこと、ランチのための時間ロスがないこと、アパートのランドリーが使えない時間まで働いても心配しなくていいこと、これらはすべて、「余計なこと」に時間を使わず、ひたすら仕事だけをしていい、ということなのだ。これって、実は社員にとってものすごく「恐ろしい」ことなんじゃないのか?自由をめぐる話は続く

HRについても聞くことができた。まず、四半期ごとにオブジェクティブをつくりこれは共有される。ディレクトリ(アドレスブック)で人を探すと、これがすぐに見えるらしい。ボスとの合意は必要だが、基本的にはオブジェクティブはボトムアップで作られる。たとえばGoogle localは完全にボトムアップで作られたらしい。
目標に対しては、四半期ごとに評価を行い、達成度をパーセントで評価する。
また、半年ごとにピアレビューも行う。ひとりひとり自分が仕事でかかわった人を選び、360度評価を頼む。断ることもできるがあまりない。ピアレビューで書かれた良い所、悪いところはすべて公開される。昇進にも「自由」が徹底されている。昇進は自己申告が原則だそうだ。昇進は、「僕は昇進するべきだ」と自分から手を上げる。しかし、自分の役割を常に120%果たしていないと、絶対にpromoteできない。昇進を望んでいる人にはピアレビューの時、周囲が昇進する役職のrequirementにその人がマッチするかどうかをyes/noで答える。この結果がよくないと、決して昇進はできない。

ちょっと長かったが、ここまでなるべく客観的に、Googleツアーで見聞きしたものを伝えてみた。社員はみな、この環境で、とにかく寝食を忘れて技術と製品、サービスに取り組んでいるのだ。Googleはもともとテッキー達が「自由に」「寝食を忘れて」取り組んで作った会社である。そして、ここまでの規模になっても、社員の技術者全員が、絶対にそうありつづけることを経営として追求しているのだ。
この自由な環境は、通勤や食事、洗濯から健康から、公平な人事から、なんからなにまで、仕事が出来ないことを、ほかの誰のせいにもできない。このような環境の中で、自分を見失わずに働き続けることが、どれほど難しく、恐ろしく、どれほど楽しいことか、想像できるだろうか。それを、このGoogle本社だけでも、何千人もの人が昼夜行っている(TokuseiさんはDrop outした人を知らないと言っていた)。どうやって勝つ?どうやって追いつく?シリコンバレーって、技術者にとってこういう場所なのだ
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この記事に対するコメント

はじめして。
Google 本社ツアーの記事を拝見させていただきました。
よければ、またこの企画を実施してもらえないでしょうか??
来年1月4日から私用でサンフランシスコへ行くので。。
ご連絡お待ちしております。

田中
Miki Tanaka | 2006/12/30 11:49 AM
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- | - | 2007/01/23 5:44 PM
そこのサラリーマン、OLのあなたへ!!★そう、こんなのを待っていた〜(TT)。「誰か、お願いだから稼げるようにしてーー」と私の心の声が叫んで数ヶ月(トホホ)。今の時代、会社って当てにできないですものね・・・。家庭の事情で、どうしても在宅で...
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