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まつもとゆきひろさんに会った

JTPAのイベントでRubyのまつもとゆきひろさんに会った。わずか15人の濃密な参加者で、まつもとさんといろいろな話が出来た(デジカメ写真ゲットしたらのせます)。

僕は、直接近距離でお会いして観察(失礼)しながら、こうして世界中に広がりつつあるRubyを作りだした人の一番特徴的なパーソナリティはなんだろうかと感じ取ろうとしてみた。わかった範囲でだが、それは彼の「純粋さ」に尽きるという結論。純粋さと日本語でいうとなんだか「Naive」のほうと誤解を受けそうだが、違う。目的や好奇心、自分で定めたゴールに向かうものすごく鋭角的な純粋さだ。何かを成し遂げたすべての人に共通するものだと思う。肝に銘じよう

さて、まつもとさんが言っていた、各言語のlove-hate-ratioを早速調べてみた。うーむ。確かにHate に対するLove は、Rubyが圧倒的だ。
Ruby 
13,200 : 1,420
Perl
2,800 : 1,230
C++
1,520 : 1,310
Lisp
1,410 : 977
(単位1000)


そうそう自己紹介で「Ruby愛してる」と言ったら、「感性が合う人がそういってくれる。それはうれしい」と言ってもらえた。うほっ!。ちゃんとサインももらいました。

他にはMacBookに油性マジックで"Enjoy Programming! Matz"と書いてもらってる人がいた。これはかっこいい。思いつかなかった!
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「天才がどんどん生まれる組織」

正月に日本に帰ったときに、本屋でふと手にとった、「天才がどんどん生まれてくる組織」という本。組織論的な題名と分身する忍者サスケのミスマッチに惹かれて開いてみた「第1講 猿飛佐助は個性を超える」が、非常に面白かったので購入してみた。
僕が面白いと思った冒頭部分と「忍者サスケ」は、まさにこの本のエッセンスだ。ちょっと引用してみる。
個性重視から組織優先か。自由か、管理か。
日本人の多くの集団・組織が、こうした二項対立にはまりこんでしまい身動きがとれなくなっている。現実に活性化している組織においては、「個性か組織か」という二者択一にはなっていない。個人と組織がそれぞれ活性化しあう相互的な関係にある。
(中略)
個性と組織という観念の二項対立は日本人の思考の呪縛ともなっている。

実際に僕らは、ビジネスや教育、スポーツといったいろいろな分野で、組織 vs 個人の二項対立をすぐに持ち出す。「組織優先で行くか、個人優先で行くか」「個人を開放しすぎると組織が維持できない」「組織が優先し個人が活きていない」などなど・・・。たとえばサッカーの監督が替わったときとかは、スポーツ新聞などですら自然に目にする、あるいは、何かの折にでも自分も口にしてしまいそうなこの二項対立は僕らの「常識」のひとつと言ってよい。しかし、たとえば、Googleの、Superな人々によるSuperなチームと環境(こちらで紹介)を自分の目で見ると、組織と個人は相反するものだとしたら絶対に説明がつかない何かがあり、組織 vs 個人という「常識」のほうが、偏った一面的な見方であるのではないかと真剣に感じたりする。これこそほんとうに、日本人の組織と個人の両方を非活性化する「呪縛」なのではないだろうか。

著者が持ち出している「猿飛佐助の秘密」が、この呪縛を断ち切るヒントだ。

敵である柳生忍軍は天才忍者、猿飛佐助を追い詰めとどめを刺す。しかし、殺したはずの猿飛佐助は何度でも復活する。猿飛佐助は不死身なのか?違う。その秘密は猿飛という名前にある。忍者猿飛佐助とは、「猿飛の術」という高度な術を体得した者のための称号で、個人の名前ではないのだ。猿飛の里には、この「猿飛びの術」を体得するための(命がけにハードな)訓練メソッドがあって、それを体得した者すべてが「猿飛佐助」なのだ。その秘密を隠れて聞いた服部半蔵は、「ヌゥ・・恐るべきことだ」。そりゃあそうだ。たったひとりでも手を焼く天才忍者が、何人も何人もいては、敵にとってこれほどおそろしいことはない。

この本では、この後、オランダサッカー、カルロス・ゴーンの日産の組織、将棋の奨励会、宝塚、江戸時代の藩校、トキワ荘、などといった、天才といえるような人材を多数輩出したり、驚くほど高いパフォーマンスを出したりした「組織」「集団」「教育機関」の事例を使って、現実の「猿飛サスケを生む集団」がどのような工夫や仕組みを持っているか、どのような意図や情熱で作られたか、などが語られている、読んでいて結構楽しい。

が、それらの事例まですべて読まずとも、なんとなく絶対だと思われていた「個人 vs 組織」という図式が常識などではなく、「天才を次々生み出す組織」「個人が活きる強い組織」がちゃんと現実に存在すると分かっただけで十分価値がある。

そして、本の事例を読んで「ほー」で終わりでなく、そういった新しい視点で、たとえば自分がいる組織、自分が作ろうとしているグループ、会社、自分が今いる場所などを見直して、事例で書かれた組織に近づけるにはどうすればいいか。考えて実践していきたい。そもそもこのほうがずっとワクワクする。

そしてもうひとつ考えたこと。僕らが誰かに「天才」と言う時、その才能が生き、見つけられ、育まれたバックグラウンドや、本人の気の遠くなるような基礎努力、その人のバックにいる夢破れたピラミッドの裾野などを無視しがちだ。既知のトレーニングや、勉強、教育、制度、組織みたいなものを、「魔法のように」「宝くじにでもあたるように」破って出てくるのが「天才」、みたいな風潮がないだろうか。そういう安易なメシア願望も、「呪縛」となって個人や組織が活きるのを妨げる気がしている。地味な戦略と日々の実践なくして、理想の個人も組織も生まれないんだろう
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あけましておめでとうございます

このブログを読んでくださってる方々、あけましておめでとうございます。
1月1日でエントリーもないのに100近いアクセスがあってびっくりしました。去年のエントリーを見直すと、一応テクノロジー系のブログでありながら、リアルでの「人」との関わりをきっかけに書いているエントリーが非常に多い。これは興味を持ったことベースで書いていて自然になった結果です。ただ、去年の終わり位からブログを読んでくれている人とリアルでちらほら会い、その人たちを「読者」として想定して書くという変化が起きています。これも「人」との関わりでブログを書くというベースラインから外れていないのが面白いですね。
2007年も、シリコンバレーで人との関わりを大事に、仕事をenjoyして行こうと思います。ブログは目的ではなくその結果として、どんな風になっていくか、自分でも楽しみです
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ついに出会った ピーター・ドラッカーの孫

4ヶ月ぶりに行ってきたSFWIN(San Fransisco Web Innovators)のパーティ。1回目ほどの劇的な衝撃はないけれど、この地域の草の根の活気を肌で感じられるパーティだ。

だいたい、うろうろする=>目が合う=>握手=>何をしてる人か聞かれる=>話すと言うパターン。で、3時間くらいで、だいたいほとんどの人(50人くらいだったかな・・・)と話す。何かテーマがあるセッションのおまけのネットワーキングタイムでなく、基本的にはハイテクにかかわるこの地域の人たちが、本気で新しい人と会ったり、旧知の人と情報交換をする場所なので、とにかく活気があるのだ。

今回も収穫はいくつか
僕の作りかけのサービスを二人の人が見てくれ、これはReally usefulだよ?と行ってくれたこと。スタートアップ専門の若いナイスのLawyerと知り合いになり、definitely keep in touch ね、といってと分かれた。こっちの人のこういう時は、往々にしてちゃんと連絡をくれて柔軟に仕事につながったりする(前回もそういうことがあった)。あ、あとその場で3社からお誘いを受けた。僕は動く気はないけど、結構ここでも本気でhireも探してるようだ


後は・・・・ついに出会ったよ、ピーター・ドラッカーの孫


Minding The Planet

彼のブログを読んできて、頭の出来が普通じゃない人だとは思っていたけど、、、、もしかして僕がこれまで出会った中で、一番頭のいいやつかもしれない。小さいテーブルで、4人くらいで、もう肩が触れ合うくらいの距離で30、40分話せたのだが、先入観などは関係なく、「こいつほんとうにすごいやつだ」と肌で感じた。残念だが、もし戦っても絶対勝てない感覚。しかも、人懐っこくて、オープンでものすごいナイスガイ。上には上がいるという、刺激。

短時間の割りにいろんな話題を話したのだが、彼の言う「日本人が作ったソフトウェアが世界に出て行かない理由」は、その理由を日本人の性質と絡めていて、なかなか興味深かった。この話題は、僕にとってちょっとほっとなので、近々べつのエントリーで書こうと思う。

思えば初めて行ったのは、渡米直後のころ。よくいったよ、こんな場所。終わったら刺激と疲れで、頭がジーンとしびれてた。
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少しは「それっぽく」なっただろうか

明日で一時帰国。今日が2ヶ月半におよんだ最初の渡米の最終日だ。このブログの更新がなかなかできなかったのが心苦しい。下書きはいくつかストックしてるのだが・・・

今日は、けっこうあわただしくて、午前荷造り(といっても、家がこっちにあるのでスーツケースはほぼからっぽ)。で、こっちでできた日本人のBest Friendと帰国前ランチ。午後は3時間、プロジェクトの打ち合わせ(今終わった)。夕食は、知り合いの知り合いの現地のベテランエンジニアの方と、CastroのShivaでお食事。

帰国中は、すぐに夏休みをとってしまうし、8月3日にアポがあるので、8月1日くらいにはまた渡米してしまう。結局平日に日本のオフィスに出社するのは1週間弱になりそうだ。

さて、シリコンバレーってせまい地域に特定の業界の人々がひしめきあってるムラ社会だ。現地人はすぐに知り合いや知り合いの知り合いにあたる。おとといPalo Altoでディナーを食べた方も、オープンカフェで歩道に座っていたら、知り合い(もと上司だそうな)が通ったし、その前の日のもと同僚の結婚式は、予期せぬ知り合いだらけだったそうな。

さて、今日、最初の渡米最終日、僕にも「それっぽい」ことがあった。El Caminoで信号待ちをしていたら、サンフランに住んでいるはずのアメリカ人エンジニアが偶然並んで停車してきた。窓を開けて話したら、新しいクライアントがマウンテンビューとのこと。僕が再渡米したら、いっしょにランチに行こうということになった。

ささやかな「ちょっとは、らしくなったかな」な出来事でした。
では、日本で会いましょう。
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シリコンバレーでの人探し スタート

こちらで、プロジェクトのための人を探し始めたところだ。

大企業でもない、アメリカ人でもない、ネームバリューもない、渡米して、1月半の僕(達)が、手探りで進めていくさまを少しづつ書いたらこちらの様子が少しリアルに伝わるのではないだろうか、と思い立ち(実際は日本のリアルコムの新入社員にネタにしたらとアイディアをもらって)、書いてみることにした。

採用は、一筋縄でいくことではないので、一度では書ききれない。たぶん今後も書くこともあるかと思う。

採用に関して、この1ヵ月半で、表面的には、
・ここ1年以内は景気がよく、中堅エンジニアの年棒すら$100,000を越えている。ちょっとクレイジーだ
・某超有名大企業が4000人のリストラを計画している。優秀な人材が大量に市場に流れる可能性がある
・採用のチャネルとしては、エージェント、知り合い、イベントで直接会う、紹介される、求人サイトに告知を出すなどがよい
・一番、みなが求めるパターンは「知り合いの知り合い」だ

などといった情報をもらった。

やはり、Stanford人脈は強力で、現地のコンピュータサイエンスの卒業生と知り合いになると、(たとえば)ルームメートにGoogleのプロダクトマネージャーがいるよ、みたいなレベルがポロポロ出てきて素敵だ。ただ、知り合い系は、結局、契約ではないので、どれだけたくさんの、レベルの高いフレンドリーなコネクションを作れて、維持できるかにかかっている。すべてにいえることだが、王道はなく、地道な努力あるのみだ。

今は、もともとの知り合いの有力な方に頼んで、別の有力な方を紹介していただいたり、10人あって1人当たれば御の字、のつもりで新しい出会いを求めて現地の集まりに出かけているところだ。

求人サイト、エージェントはまだ試していない。

ものすごく意外だったのが、こちらの複数の(一流と言っていい)人が、エンジニアを探すのでも、ここ

http://www.craigslist.org/

がいい、と薦めてきた事だ。ここは、ベイエリアでは確かに有名なサイトで、「ゆりかごから墓場まで」なんでも手に入る非営利の総合掲示板だ。実際、僕も今のアパートも、ベッドもソファーもTVも、すべてここで手に入れた。ほんとにほしいと思うものはなんでも手に入るといっていい。

しかし、「ハッキング」から「今晩のおかず」まで、ではないが、非営利の巨大掲示板といえば、日本で言うと「2ちゃんねる」。ほんとうにそこが一番シリアスな求人の場なのだろうか。。。
と思って覗いてみたら、なんとGoogleまでもが、複数の職種の求人を出しているではないか。

Googleといえば、「社員の紹介が基本」「期間3ヶ月、面接回数10回」の狭き門だが、出入りの流動性も高いと聞いている。たぶん、インプットを増やすためにここも利用しているのだろう。Googleが出したからイコールというわけでは決してないが、ここでほんとうにみながシリアスに仕事を探していることが実感できた。

人探しのスタートにあたって、今まで動いた範囲でもあっという間にわかったこと。それは、(craigslistが良いというような)情報は最高に大事。しかし、結局、王道はない。
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Sun Microsystems本社の日本人 その2

Campusを回った後、彼の部屋のデスクで、彼のHudson (https://hudson.dev.java.net/) が、同じフロア(J2EEの本拠地だ)のほとんどのプロジェクトのビルド管理で使われているのを見せてもらうなどしながら、いろいろ話をさせてもらった。


SUN本社 川口さんのオフィス

川口さん本人の、才能、向上心、努力とその達成レベルがものすごく高いとしても、Javaの中心地で、現代のIT技術の中核の一つといっていい仕事を行う彼にとって、ソフトウェア開発やSUNという場所はどのような意味を持ってるのだろうかと聞いてみた。

まず、「Javaのコアをやってるような人たちは本当に頭がよい。そんな人たちが身近にいる。」SUNという場所はそういう意味でものすごく刺激的な場所だそうだ。

そして同時に「職人冥利につきる」場所らしい。

ソフトウェアには、新しいものを作り出すというクリエイティブな側面と、いつまでも続くバグ直しやユーザーの声の反映といったドロドロとした側面があり、それらは両輪でなければならない。SUNは、クリエイティブとドロドロの両方を高いレベルでまっとうできる場所であり、それが幸せだと言う。

「クリエイティブ」は、何を意味するかはある程度わかりやすい。が、「ドロドロ」が「高いレベル」というのはどういうことなのか。川口さんはバグリストを見せてくれながら、こう言ってくれた。

「バグが出た、問題が出たのなら当然それを直す。しかし、出てきた問題をただ直すだけではない。なぜその問題が出たのか、問題の背景は何で、その状況はどうやって作られたのかを突き詰めて考えなくちゃならない。深い構造的な原因があるのかもしれないし、ミスリードのような表面的な問題があるのかもしれない。」

川口さんたちは、チーム全員でこのような姿勢で問題にあたると言う。そして、そういう刺激的なチームと、大事な両輪がそろった環境で仕事をする。そして、XMLスキーマ言語のように低レベルの中核ライブラリを実装するということは、開発者やユーザーすべてを含めると、膨大な数の人が自分が実装したものの恩恵を受けることになる。これらがすべてあわされば「まさに職人冥利に尽きる」と言っていいのではないかと思う。

「文系出身」だからというだけではなく、僕自身は決して「ピュアな」職人ではない。だが、これまで日本で関わってきた多くの先輩、同僚、友人、他社の関係者の中でソフトウェアで「職人冥利に尽きる」ことでちゃんと脚光を浴びた人を見たことがない。ちゃんとした「職人」もいるけど、けっして脚光を浴びていない。本当は「職人」がやりたいcleverな人たちが、一人残らず「マネージャー」や「コンサルタント」に転身して、活躍しながらもぼやいている。つい最近、優秀と言っていい理系の学生、院生がソフトウェアエンジニアを損なキャリアと考え、軒並みコンサルティングファームなどに就職していくのを目の当たりにしたばかりだ。日本のIT業界では、ソフトウェアで「職人」が脚光を浴びられる機会は、圧倒的に少ない。それがまた「職人」が減らし、存在感を減らしていく。

僕はこのとき、ひとりでも多くの日本人エンジニアが、僕の目の前にいる川口さんのことを知り、彼のようになりたいと思い、実行し、実現し、ソフトウェアエンジニアが最高の仕事のひとつであることを証明してほしい、と本当に思った。

川口さんの部屋で、気がついたらランチも入れると2時間も時間がたっていた。最後のほうは、僕自身の話をたくさん聞いてもらってしまった。さすがsmartな川口さんなので、ちょっと話しただけなのに、非常に的確、かつ有益な指摘をしていただいた。(そのご指摘にも、今本気モードで取り組み中です)

「シリコンバレーでは、数え切れないスタートアップが大きな夢を持ってソフトウェアを作っているけど、そういった夢の実現をバックで支えるというのが僕ら自身の夢だし使命なんです。」

そんなゾクゾクするようなことも、おっしゃっていた。

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Sun Microsystems本社の日本人 その1

シリコンバレーのSun Microsystems で働く日本人、川口さんにSun本社、 Santa Clara Campusを案内してもらうことになった。SUN ここでJ2SEが生まれている・・・廊下
ここでJavaが生まれている!!・・・と言っても、みんな個室なので、ただの廊下です。確かここはJ2SEのフロア。

SUNの本社はすばらしい環境ではあった。が、こう言ってはどちらに対してもなんだが、Google本社のように「特異な」「異常な」場所ではない。特に訪問したのが金曜日で、在宅で勤務している人が多いらしく、人も少なく閑散としていた。だから、今回は、主に案内してくれた川口さんとの話を中心に紹介しようと思う。

川口さんは、まだ20代後半だが本物のスーパーエンジニアだ。今回、僕は大学時代の彼の(伝説の)活動に関係するツテで彼に会えたわけだが、

http://www.kohsuke.org/


ここで、彼の仕事を見るだけで、そのすごさがわかると思う。

彼は、長らくXMLスキーマ言語に大きく関心を持っていて、SUNでの大きな仕事は、JavaでのXML Binding の標準であるJAXB(http://java.sun.com/webservices/jaxb/)。これは、まさに川口さん本人の実装によるものだ。その他、パーサーであるJAXPや、WEBサービスのJAX-WS などの実装を行っている。米国や日本のみならず、世界中のITの要であるJavaの、要のひとつであるXML技術の中核の実装を行っている日本人なのだ。

会ってみると、本人は非常にソフトで人当たりがよく、かつ自然体な人だった。静かに見えるが、きっちりと選ばれた言葉だけを、論理的に順序だてて無駄なく口にする。今回、紹介をしてくれた人(彼のファンだ)からは、「気後れも気負いもなく世界のスーパーなエンジニアと、彼らからの尊敬の対象として親しくなれる人」と聞いていたが、さもありなん、と思う。

体がいくつあるのか、IPAの未踏プロジェクトで、http://www.ipa.go.jp/jinzai/esp/2005youth/gaiyou/2-07.html などというのも、仕事と平行してやっている。

Campusの中を案内してもらいながら、ほんとうに「体がいくつあるんですか」と聞いてみたら、とにかく彼は、仕事、プライベートかかわらず、常にソフトウェアを書いていると言う。境界線はあいまいで、書いているソフトウェアが未踏だったり、仕事だったりするだけとのこと。技術者であること、一流のソフトウェアの職人であることが、自然に骨の髄まで浸透しているのだ。

川口さんに案内してもらった、シリコンバレーらしい青空の下のSanta Clara Campusの写真を並べてみる。

彼との話は、その2に続きます。

SUNのカフェSUN 中庭SUN本社講堂SUN本社クロックタワーSUN本社 ライブラリー
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